リールのボディ素材(樹脂・アルミ・マグネシウム)とは
リールのボディに使われる主な素材で、剛性・重さ・海水への強さの傾向が変わります。素材だけで性能の優劣が決まるわけではありません。
主な素材と傾向
同じ素材名でも製品によって配合や加工が異なるため、下の表はあくまで一般的な傾向です。
| 素材 | 傾向 |
|---|---|
| 樹脂(グラファイト混入含む) | 軽量で腐食に強い。剛性は金属系より劣る傾向 |
| アルミニウム | 剛性が高い。金属特有の重さがあり、海水では防食処理が要る |
| マグネシウム | 軽量かつ高剛性とされる。腐食対策への配慮が必要とされる |
剛性と重さのトレードオフ
金属素材は大きな負荷がかかっても本体がたわみにくい一方、樹脂に比べて重くなりやすい傾向があります。樹脂ボディは軽量に仕上げやすい反面、大きな負荷がかかる釣りでは剛性面で不利になる場合があります。必要な剛性や重さは対象魚や釣り方によって変わります。
海水での腐食
海水を使う釣りでは、金属部分の腐食が起きやすくなります。メーカーは防食処理やコーティングで対策していますが、処理の内容は製品によって異なります。素材に関わらず、使用後の真水洗いなど日頃の手入れが腐食対策の基本です。
素材だけで優劣は決まらない
同じ素材でも、設計や加工精度、パーツ構成によって実際の剛性や重さは変わります。素材名だけを基準に比較するのではなく、自重や剛性に関する情報、実際の使用感も含めて判断することがすすめられます。
よくある質問
- マグネシウムボディはアルミボディより優れていますか。
- 一概には言えません。マグネシウムは軽量かつ高剛性とされますが、腐食対策への配慮が必要ともされ、設計や仕上げによって実際の性能は変わります。素材名だけで優劣を判断しないことがすすめられます。
- 樹脂ボディは金属ボディに比べて壊れやすいですか。
- 一概には言えません。樹脂ボディは金属系より剛性が劣る傾向はありますが、想定される負荷に対して十分な強度で設計されています。極端に大きな負荷がかかる釣りでなければ、通常の使用で問題になるとは限りません。